ここ2~3年の間に、充電式補聴器がほぼすべてのメーカーから発表されてきています。
充電式補聴器では、主に下の表にある2種類の電池が使われています。
1つはリチウムイオン電池で、携帯電話やスマートフォン、パソコン、自動車などにも使われているものです。
安定した技術であることと、充電可能な回数が多く長持ちすることが特徴です。
補聴器ごとに設計された電池を使いますので、容量や形態を自由に設計することができます。
安定した技術であることと、充電可能な回数が多く長持ちすることが特徴です。
補聴器ごとに設計された電池を使いますので、容量や形態を自由に設計することができます。
もう1つはアメリカのNASA(航空字宙局)が開発した銀亜鉛電池と呼ばれるものです。
ゼットパワーという会社が独占的に扱っていて、
ゼットパワーという会社が独占的に扱っていて、
従来の空気亜鉛電池と同等のサイズにすることができ、電気を高密度に
リチウムイオン電池蓄えることができるというメリットがあります。
また、充電池が切れてしまった時には従来の使い捨ての
空気亜鉛電池で代用できるというメリットがあります。
また、充電池が切れてしまった時には従来の使い捨ての
空気亜鉛電池で代用できるというメリットがあります。
将来的にこのどちらの電池が主流になるのかは、
今のところまだわかりません。
今のところまだわかりません。
充電式補聴器のメリットは次にあります。
①電池交換をしなくてもよい
補聴器は小さなものです。
そして電池はさらに小さいです。
年を取って視力や手先の器用さが落ちてくると、
電池を交換することが面倒に感じられてしまうことも多いです。
充電式補聴器の充電方法は、
補聴器を充電器(クレイドル)に置くだけと非常にシンプルです。
ほぼ毎日充電しなくてはいけませんが、
夜間は枕元に置くなど習慣づけておけば、
緊急時にも利用しやすくなります。
そして電池はさらに小さいです。
年を取って視力や手先の器用さが落ちてくると、
電池を交換することが面倒に感じられてしまうことも多いです。
充電式補聴器の充電方法は、
補聴器を充電器(クレイドル)に置くだけと非常にシンプルです。
ほぼ毎日充電しなくてはいけませんが、
夜間は枕元に置くなど習慣づけておけば、
緊急時にも利用しやすくなります。
「補聴器が故障している」と店に持ってくるケースの一番の原因として
電池が既に消耗しているなどのトラブルが少なくありません。
この電池交換がなくなれば、随分と楽になるでしょう。
電池が既に消耗しているなどのトラブルが少なくありません。
この電池交換がなくなれば、随分と楽になるでしょう。
②電池の寿命を気にしなくてもよい
電池がどのくらい持つのか、
電池切れになっていないかよくわからない場合があります。
通常、2週間使える電池が1週間程度でなくなってしまうことがあります。
この電池がまだ使えるのか、
もう交換しなくてはならないのかよく分からない時もあります。
しかし、充電式補聴器ならば、
毎日充電器に置くだけで次の日は必ず使えます。
電池切れを心配しなくてもよくなります。
電池がどのくらい持つのか、
電池切れになっていないかよくわからない場合があります。
通常、2週間使える電池が1週間程度でなくなってしまうことがあります。
この電池がまだ使えるのか、
もう交換しなくてはならないのかよく分からない時もあります。
しかし、充電式補聴器ならば、
毎日充電器に置くだけで次の日は必ず使えます。
電池切れを心配しなくてもよくなります。
ほとんどの充電池は数時間で充電が完了し、
ほぼ1日中使うことができます。
充電池は使う状況によって消費電力が変わります。
たとえば、補聴器同士やスマートフォンなどの間で
ワイヤレス (無線)機能を利用するとたくさんの電力を消費します。
ほぼ1日中使うことができます。
充電池は使う状況によって消費電力が変わります。
たとえば、補聴器同士やスマートフォンなどの間で
ワイヤレス (無線)機能を利用するとたくさんの電力を消費します。
まず通常の使い方であれば電池切れにはならないのですが、
想定外の使い方をしてしまった時や、
充電を忘れてしまった時には充電式では困ることがあります。
想定外の使い方をしてしまった時や、
充電を忘れてしまった時には充電式では困ることがあります。
ただ、銀亜鉛電池方式のものでは
一般の空気亜鉛電池と互換性があり、
それを流用することができます。
リチウム方式の方では急速充電ができるものが多く、
0~20分の短時間の充電で数時間使うことが可能です。
一般の空気亜鉛電池と互換性があり、
それを流用することができます。
リチウム方式の方では急速充電ができるものが多く、
0~20分の短時間の充電で数時間使うことが可能です。
③電池を買わなくてもいい
電池が切れたので交換をしようとしたら替えの電池がなかったという
ことがあります。すると電池を買ってくるまで使うことができません。
充電式補聴器は長期間交換する必要がありませんので、
予備電池の有無を気にしなくても大丈夫です。
予備電池の有無を気にしなくても大丈夫です。
現在のところ必ずしも充電池のほうが経済的というわけではありません。
充電式補聴器は通常の補聴器よりも価格が高く設定されています。
充電式補聴器は通常の補聴器よりも価格が高く設定されています。
また充電器の費用も別途かかります。
従来の使い捨ての空気亜鉛電池とどちらが経済的かというところですが、
ワイヤレス(無線)機能をよく使う人は
数日で電池がなくなってしまいますので、
充電式のほうが有利な場合もあります。
使い捨ての空気亜鉛電池も量販店やインターネット
ワイヤレス(無線)機能をよく使う人は
数日で電池がなくなってしまいますので、
充電式のほうが有利な場合もあります。
使い捨ての空気亜鉛電池も量販店やインターネット
では安価で購入できます。
現時点では補聴器単独で使う場合には、
一般的な空気亜鉛電池のほうがまだ経済的と思われます。
現時点では補聴器単独で使う場合には、
一般的な空気亜鉛電池のほうがまだ経済的と思われます。
また、最近の防水·防塵タイプの補聴器の寿命は6年以上あると考え
られますが、充電池の寿命はそれよりも短く、交換の必要があります。
交換には費用が発生しますので、それも計算に入れなくてはなりません。
従来の補聴器では、夜間などの使用しない時間帯に乾燥などのケアを行っていました。
充電式補聴器はおもに夜間の充電を想定しているため、
日中フルで使っていると乾燥の時間が捻出できません。
クレイドルに乾燥機能がついた機種を選択するのも1つの手です。
日中フルで使っていると乾燥の時間が捻出できません。
クレイドルに乾燥機能がついた機種を選択するのも1つの手です。