超高齢社会の日本での難聴人口は増えていきます


町を歩けばすぐにわかるように、
日本は超高齢社会です。
子供の姿を見ることはとても少なく、
幼稚園や保育園などは、子供の数に比べて
先生は2人くらいいるところもあるようです。

2025年には団塊の世代が75歳を迎え、
日本は世界のどの国よりも早く、
超高齢社会が進んで行きます。
その時の難聴者は1400万人になるとも言われています。

難聴と認知症の関係が取り上げられることも


最近では、認知症の問題も取り上げられることが増えてきました。
2025年には認知症はおよそ700万人に上るとも言われています
また、難聴は認知症にも関係があることが分かってきています。
2015年に厚生労働省がオレンジプランで、
難聴を認知症の危険因子の一つとして、
また、2017年にはLancet(ランセット)
「Dementia prevention, intervention, and care」において
医学的介入が可能な危険因子としては、

難聴が最も影響が大きく、それは9%になると報告されています。

このように認知症と難聴との関係は、

もはや一人一人の問題ではなく、
社会的に重要な課題とみなされるようになっています。

しかし、日本では補聴器普及率は
アメリカやヨーロッパに比べてとても低いのが実情です。

WHO(世界保健機関)によると、
世界には4憶6千万人の人が難聴であると
報告されています。

この数は増えることはあれど、減ることはないでしょう。

音響性の難聴が多い日本

日本では、生活習慣、職場環境からもたらされる
音響性の難聴の存在も見逃すことは出来ません。
大きな音を聞くことが、
聞こえの問題を引き起こす原因となることがあるのです。

どのような環境が大切な耳の健康を損なうのでしょうか、

一つは仕事で、騒音の場所で働く場合です。
ずっと大きな音を聞き続けると難聴になる可能性が高いと言われています。
 
またエンターテイメントでいうと、
ロックコンサートやライブ会場では、
およそ110デシベルくらいの音が出ている言われます。
歌手に難聴が多いのは、
こういった環境のもとで爆音に耳を晒されているからだと考えられます。
歌手ばかりではなく演奏家なども、
長時間音を聞いていることで
結果として、聴力の低下を招きやすいとも言われています。
 
また若者ばかりでなく中高年のなかにも
イヤホンを出ている姿を見ることが少なくありません。
音楽で聞くことはとても楽しいことですが、
知らず知らずのうちに大きな音で聞いていて、
難聴になる場合があります。
 
スポーツでいえば、
剣道も面をつけて、
頭や耳の近くをしないで当たったり当てられたりするので、
聴力が悪くなりやすいと知られています。