補聴器専門店ではないけれど、
補聴器ののぼりが風に揺れているお店を
目にすることが増えてきました。
人は家から近くにあるお店ならば、
そこでモノを買っていなくとも
近くにあるだけで、
なんだか親近感が湧いてくると思います。
私も聞こえに問題を感じていれば、
補聴器屋さんの存在も知らなくて、
フラフラっと、そのお店に入って買おうとするかもしれません。
しかし、我田引水というわけではありませんが、
補聴器は補聴器屋さんで買ったほうが無難だと思います。
私が、いろいろな方からいろいろな話を聞いているなかでは
補聴器屋さんは一定のレベルにあるけれども、
他の兼業店などでは、
それほど耳のことや補聴器についての知識が随分少ないことが
ママあります。
そういえば、十年以上前のことですが、
私が補聴器販売店に勤めてから気づいたことがあります。
まだ1年経っているか経っていない時に
取引先の兼業店の方とお話をすると、
まだヨチヨチ歩きだった私が
「あれっ?、この人はこんなことも知らないのか」と
思うことが何度かありました。
私はその時、
当時の上司がよく口にしていた
「餅は餅屋」という
言葉の意味がようやくわかったのです。