地下鉄や電車で騒音性難聴になる可能性

音楽をイヤホンで聞いているうちに、
聞こえにくくなってくることは、
ヘッドホン難聴と言われる症状ですが、
他にも私たちは、日常的に大きな音を耳にしていて、
知らないうちに難聴のリスクを冒しています。

それは電車です。
学校や会社に行くときであったり、
休日に電車を利用する時に欠かせない乗り物ですが、
日本はヨーロッパの電車と比べてうるさくて、
電車の運転手さんや車掌さんばかりでなく、
乗客までもが常時、騒音に曝されているのです。

音は耳の中で進行波という縦波に変えられ、
それが、ダンス細胞とも言われる有毛細胞を刺激します。
一秒間に2万回も振動しますが、過度に大きな音が続くと
踊り疲れてしまって、細胞はアポトーシスといって
自分で自分を殺してしまいます。

耳の細胞は回復が見込めないために、
ジェット機などの爆音を近くで聞くと一回で難聴になってしまいます。
また、電車で音楽を聴こうとすると、
静かな場所と比べて音を大きくする必要がありますので、
ヘッドホン難聴になるリスクをも抱えることになります。

音の大きさはデシベルという単位で表され、
0デシベルを基準としています。
そこから数字が大きくなればなるほど、音も大きくなります。
25デシベルの大きさの音が聞こえなくなると、
軽度難聴者ということになりますが、
電車のなかに乗っているだけで、70デシベル以上の大きさがあり、
音楽を聴いていると100デシベルという音を聞いている可能性もあります。
100デシベルは、電車が通るガード下の音の大きさに相当するので
結構大きな音です。

こうしてみてみると、現代人は
便利さと引き換えに難聴になりやすい環境のもとにいるということになりますが、
そういったリスクを知ることは、
私たち一人ひとりが難聴から身を守る第一歩だといえるかもしれません

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