私が新卒で入社した会社は
補聴器のお店だったので、
当然のことながら、
毎日、難聴者の方とお話する機会がありました。

お店にやってきて、
「補聴器を着けていることが恥ずかしい」とか、
「補聴器を使っていることをわからないようにしてほしい」
といったご相談は今よりも多かったです。

ところが、
就職するまでは、
身の回りに難聴者がいなかった私が、
毎日補聴器を手に取り、点検などしていると、
お店から一歩出ると
補聴器をしていない方が多いことが、
不思議だと思うような
一種の錯覚をおぼえたこともあります。

メガネも昔は
人前で身に着けていることが
恥ずかしいといった時代がありました。
それから考えると、
みんなが補聴器を使っている人が多ければ、
それは自然と日常風景の一部になるということでしょうね。
あおぞら補聴器序二段二十七枚目