補聴器と言うと
今、お店で売られているような
耳にはめ込むモノばかりをイメージしてしまいますが、
椅子が補聴器の役割を果たしていたものもあったそうです。

ポルトガルの王様のためにつくられた
この椅子型の補聴器は
肘掛けの部分がライオンの顔になっています。
実はそのライオンが開けている口から話しかけると、
その中で音が大きくなります。
そして、その椅子の中で大きくされた音を
王様は背もたれにある聴診器のようなもので聴いていたそうです。

8年ほど使われていたということですから、
これは実用的だったのでしょうね。
椅子ですから王様が移動する時には、
持ち運べばいいことだし、
王様の前で皆が膝をついて話すことは
不思議でもないし、
王様の体面も保てて、
万事よしといったところだったのでしょうか。

この補聴器を思いついた人はアイディアマンですね。
あおぞら補聴器序二段二十四枚目