昨日の続きとして
『時宝光学新聞』 8月1日号より、以下抜粋しております。

小川教授は「老いと聞こえ」の問題について
高齢期をいかに過ごすかが重要になるものの
耳は非常に早く加齢の影響を受けると指摘。
「高い音から加齢とともに衰えてくるが、
聞こえの裏側には言語の機能が関わってくる。

聞こえはコミュニケーションをとる中心の機能であり、
高齢者が難聴になると社会的に孤立する。
我々の研究室では、ある地域を対象に
聞こえとうつの関係についての
コホート研究(特定の集団を対象に長期的に経過を追跡する研究手法)を
行ったところ、難聴を持っている人はとくに
男性の場合、3倍以上もうつになりやすく、女性でも2倍との結果が出た。
同じような研究はアメリカでも行われていて、
ボルチモアのジョブホプキンズ大学では
難聴と認知症との関係を調べ、
こちらでもやはり難聴の高齢者は
早い段階から認知機能が衰えることがわかっている」と述べ、

「難聴を放置すると認知症、うつを進めてしまう」ことを明らかにしている。