全米国民健康栄養調査(NHANES)によると
聴力レベルと認知機能の低下はそれぞれ関係があり、
25dB(デシベル)聴力が低下することと、
7歳年をとったための認知機能の低下は
ほぼ等しいとの報告がなされています。

25デシベルというのは結構大きな聴力低下で、
たとえば聴力測定でいう
0デシベルは
20代の健聴者が聞こえる最小の音を基準とされており、
25デシベルになると軽度難聴者の入口になります。

難聴になればなるほど、
人とのコミュニケーションをとることが難しくなり、
結果として新しいことを始める積極性を失い、
うつ病や認知症になりやすいといったことも明らかになっていますが、
慶応大学の公衆衛生研究室での調査でも
難聴は高齢者の日常生活に
大きな影響がみられることがわかっています。

この調査によると、
難聴の高齢の男性は
難聴でない場合と比べて
3年後に要介護、または死亡となるリスクが
3・1倍高いとのデータが報告されています。

こういった様々な情報から考えるに
これから介護を必要とする人が多くなるにつれて、
補聴器はもっと身近にもっと手軽な存在として
注目される時代の寵児ともてはやされるのではないでしょうか?