難聴者が聞き間違いやすい言葉があります。

代表的なものとしては、
「佐藤さん」と「加藤さん」
「おじいさん」と「お兄さん」
「虫」と「牛」などです。

健聴者の人でも場合によっては
うっかり聞き間違えてしまうような単語ですが、
前後の文脈から類推できるように、
単に「佐藤さん」というよりも
「隣のおうちの佐藤さん」とか
「20歳くらいのお兄さん」とか
言葉にボリュームを持たせてあげることが肝心です。
他にもいくつか心に留めていただくと
お話しもよりスムーズに運ぶのではないでしょうか?

・句読点を目安に間をとること(却って細かく話すとわかりにくい)
 極端にゆっくりだと、
 難聴者のプライドを傷つけることがあるので
 どの程度のスピードにするか話しながら調整する。

・ゆっくりと抑揚をつけて話す(早口だと伝わりにくい)
 感情を込めて話すと通じやすくなります

・日本語は語尾でようやく内容がわかることが多いので、
 語尾を曖昧にせず、最後まではっきりと話す。
・相手の顔を見ながら話す
 口元が見えるだけで
 聞き間違いが減ります。

・一度に大勢の人が話している場合には
 難聴者にとって、
 ハードルがあがりますので一人ずつ話す。

・雑音や反響の少ない場所で
 声が周りの音にかき消されないような場所での
 会話が望ましいです。