補聴器を使う前には、
ご自身で積極的につけようという方はおられません。
皆さん、「補聴器をつけたらいいんじゃないの?」
と人からススメられることが増えてきて
ようやく決心するということが多いようです。

なかには、クチの悪い人から、
からかわれることを避けるためにお店に来られた方もあります。
また、別のお客様からは
補聴器を使うようになると、
人から、かわかれることもなくなったと聞いたこともあります。

どうやら、
補聴器を使って実際に聞こえるようになっているから
「聞こえていない」と
人から言われなくなったこともあるけれど、
今まで、あまり聞こえていなかった人が
補聴器を使って
一生懸命に聞こうとしているその姿勢を見て
外野も口を慎むようになった面もあるようです。

ただ、難聴者にとって受難の時代は続きそうです。
補聴器を使っているのに、イヤホンだと間違えられて
警察に注意される人も多くおられます。
警察官が補聴器に対して無知だという面があるにしろ、
今はパッと見たところでは、
補聴器だとわからないような商品もあるので、
お互いに気まずい思いをしないといけないことが続いています。
若葉マークのように、ひと目でわかるような
ステッカーを自転車に貼ることも一つの方法かもしれません。

補聴器を使っている人が多ければ、
補聴器を使っている人を見ても
それが当たり前の街の風景になりますが、
私の予想では
あと5年で人々の意識は随分変わると考えています。