「最近、聞こえにくくなったかな?」と感じた時、
身近な人で補聴器を使っている人がいれば、
その方に補聴器について聞かれると思います。

けれども、補聴器を使っている人から
意見を聞くことが出来る人でも
10人に質問出来る人はまずないでしょう。
せいぜい2、3人にしか過ぎず、
1人だけといった場合も多いようです。

このアドバイスをする人によって
その人が補聴器に対して、
いいイメージを持つか、持たないか変わってきます。

特にご高齢の方の場合、補聴器を使っておられても、
補聴器には脳のトレーニング期間が必要なことを
ご存じない方が多いため、
「雑音が聞こえるよ」と口にされることもあるようです。

そして、高齢者は今までの人生が
色濃く反映されているので、
楽天的な方はますます楽天的で
悲観的な方はますます悲観的になっておられます。

すると、そのアドバイスをする方によっては
補聴器を使っているけれど、
とても否定的なイメージを持っておられることもあります。
もし、誤った情報によって、先入観が出来てしまうと
なにも知らない人は
無意識のうちに、その人の性格と補聴器が結び付けられて
補聴器に対して消極的になるのも致し方ありません。

先天的な難聴であったり、中途失聴者の方の場合、
何らかのヨコのつながりがあって
「この補聴器はいいとか、あの補聴器はダメだ」とか、
品評会を行えます。
ただし、インターネットを使いこなせない高齢者の初心者の人にとって、
補聴器を使っているからといって
少数の助言者だけを拠り所としては
なんだか心細いように思います。

そういったことから、
補聴器が初めての方は
やはり、ご家族や周囲に親身になってくれる人と一緒に
補聴器専門店に足を運んでいただくのが一番だと思います。