補聴器はきっちりはまっていなかったり、
音が漏れていると
その音はマイクが拾います。
拾った音を増幅するので、
大きくなった音は
また漏れてしまいます。
その音をまたマイクが拾うといったことを
ずっと繰り返した結果
「ピーピー」と音が聞こえるハウリング現象が起こります。

このハウリングは補聴器を使う方にとっては
日常的な出来事です。
たとえば補聴器のスイッチを入れた状態で
手で持ったり、補聴器のケースに入れようとすると
必ずハウリングが起こるからです。

つい何年か前まではスイッチを入れてから
補聴器を耳に入れようとする時に
必ずハウリングが起こっていましたが、
最近では、
スイッチが入ってから10秒ほどは
猶予の時間があり、
その時までは、ハウリングがしないタイプも多くあります。

反面、ハウリングが起こることは
電池がまだ使えたり、
補聴器が耳の中に
きっちり入っているのどうか
確認することが出来るので、
ハウリングしない補聴器が増える傾向にある現在、
人によっては電池は
電池チェッカーという道具であったり、
鏡を使うなどして耳へ入っているか確認する必要があります。

ハウリングは高音のため、
周囲の方は気づいていても
難聴者ご本人には聞こていないこともあります。
そのため、大勢人がいるなかで
もしピーピーと聞こえてくれば、
そっと、ご本人に教えてあげてください。