補聴器を上手に使うにはいくつかポイントがあります。
先ず一つ目は補聴器販売店を定期的に訪れることです。
もしお店に行くことが難しいようでしたら、
家の人かヘルパーさんにお店まで持って行ってもらうか、
出張してもらうようにします。

そして、補聴器をメンテナンスしてもらいます。
補聴器は耳あな型は耳垢が詰まっての、
耳かけ型は汗による故障が多いので、
その可能性を少なくするためです。
(定期的に掃除してもらっているからといって
故障の可能性がゼロになるわけではありません)

耳あな型補聴器の場合、
耳のなかの掃除をなさっていても、
日常的に補聴器本体が耳の中に入っているために、
耳あかが音の出る部分を塞いで
聞こえにくくなってしまうことがあります。
その塞ぎやすい部分には、
耳垢が本体の内部に入っていかないように
チップが付いていますが、
それをお店で定期的に交換してもらうことで
聞こえやすい状態を保つことが出来ます。

また、耳かけ型は
もともと補聴器が耳に密着しているので
汗が直接補聴器に入り込みやすい形になっています。
最近では防水型や防塵型の補聴器も出ていますが、
基本的な構造としては
汗やホコリに弱いことを頭に入れておかれると良いと思います。

ところで、「定期的」とは大体3か月に1回程度が目安で、
お店の人と世間話に花を咲かせることも必要になってきます。
というのも、補聴器のお店では、
自然と現在の聞こえ方が話題になるので、
そこで、補聴器の使い方の再確認であったり、
聞こえにくくなっているならば、
聴力測定をして調整をしてもらいます。
特に補聴器が初めての方は
補聴器を実際に使うことで
いろいろな疑問が湧いてくるきたり、
使うことに消極的になる方もおられます。

そんなときに、
お店でアドバイスをもらうと、
やっぱり補聴器って必要だなあと
再確認されるきっかけになります。

あと、これは私の個人的な感想ですが、
補聴器は初めにどれだけ積極的に使おうかと
思われるかによって随分効果に違いがあります。
「これだけしか聞こえていない」と考えるか
「いろいろ聞こえるようになってきた」と捉えるかは
ご本人の性格や年齢にも関係がありますが、
積極的に補聴器を使おうという方は
購入してからも自然と足がお店に向かうようです。