医薬品のコマーシャルで
「内容をよく読んでお飲みください」とあるように、
補聴器はきちんと内容を理解してから使い始めると
使いこなせない医療機器(正確には管理医療機器)ではありません。

ただ、昨日ある方が仰るには
「補聴器ってどうして、こんなにイメージがあまり良くないのかなあ」
そして、続けて
「うちのじいさんとばあさんも
昔、補聴器だけはつけるのことをイヤがっていたなあ」

その方の口ぶりからすると、
補聴器は聞こえ具合を補うモノというよりも、
補聴器をつけるくらい身体が弱くなっているといったイメージがあって、
よもや将来、ご自分が使う可能性があることは
アタマにはないのだろうなあ、といった印象を受けました。

一般的にはこういった方がほとんどだろうと思っていましたが、
率直なご意見を聞いて、
やっぱりそうか、と改めて再確認しました。

「[[JAPAN TRAK2015 http://hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2015_reportv3.pdf]]」という
補聴器に関する大規模なアンケートによると
補聴器が必要だと感じたのは、
70歳になった時が平均して最も多いけれども、
同時に、難聴に気づいてから補聴器を購入するには
平均して4年から6年が経っていることも、
おカネの問題ではなく、心理的な側面が大きいと考えられます。

目が見えなくなってくれば、
眼医者さんに診てもらったり、メガネ屋さんに行ったり
すぐに行動を起こすことを考えると、
同じ顔についている機能であっても随分違うものですが、
これではいくら補聴器に潜在的な需要があっても、
実際に使うとなると、心情的には
まだ幾山川越えていかねばなりません。

就職先を考えている学生にしてみても、
どうせ同じ給料をもらうになら
家族や友人にも胸を張っていえるような
業界で働きたいのだから、
補聴器業界としてもイメージアップ戦略を図る必要があります。

ではどうするか?というと
補聴器をもっとメジャーにするには、
メジャーな人にお願いして、
宣伝塔の役目を果たしてもらわなくてはなりません。
もし、私が大きな補聴器メーカーの社長であったら、
誰を起用するか決めています。
それは、内田裕也さんです。
「シェケナベイビー」と言いながら
補聴器をしているコマーシャルに出てもらえれば
とてもインパクトがあってカッコいいのではないでしょうか?

※(ご本人は補聴器を使っておられないと思いますが、
補聴器のイメージアップのためには格好の方だと思います)