昨日に引き続き、
国民生活センターに寄せられているケースをみていきましょう。

ケース2

高齢者が補聴器の店に一人で出向いて、
勧められるまま両耳分を契約したが、
高額なため片耳分への変更を申し出たものの、
注文品なのでキャンセル不可といわれた。

自分は民生委員である。
担当している地区の高齢者から「補聴器の店に一人で出向いて店員の説明を聞いた。
上手に勧められるうち、つい10万円の補聴器を両耳分注文してしまったが、
20万円もの支払いはやはり難しいと後悔している。
店にその旨伝えて、片耳分だけ購入したいと頼んだが、
注文品なのでキャンセル出来ないといわれてしまった。
今日が受け取りに行かねばならない日なので困っている。
どうすればいいか」と相談された。

あおぞら補聴器の見解

これは補聴器店にも同情の余地があります。
おそらく、今回両耳分を注文された補聴器は
オーダーメイドの耳あな型補聴器だと思われます。
入れ歯をつくる時に
特殊な粘土のようなものを口に入れるのと同じように、
耳あな型は、耳型を採るので、
渡す当日になってからだと商品も出来上がっています。

事情があってキャンセルだと言われても、
それじゃあ、この注文をもらった
補聴器はどうしたらいいのか、
お店の方も困ってしまうでしょう。
入れ歯を他人の口で使えないように、
形状がひとり一人違う補聴器は
誰も使うことが出来ません。
もし、購入される方が
気持ちに揺らぎが出てきたら
注文した当日か、せめて2,3日後までには
連絡したほうが良かったですし、
それだったらまたキャンセルも可能だったでしょう。
お店側の人もそのあたりは伝えている筈ですが、
そうだとしても、
言った言わないの水かけ論になるばかりです。

地域の人たちの世話役である民生委員の方も
補聴器を買った方はご近所さんだから
あまり強くは言えないでしょうし、
これには困ってしまうでしょうね。