結局、税理士の試験には縁がないとわかるのに
勉強を始めてから5年以上かかりました。

試験が近づいた時には
神社へ行ってお願いごとをした時もありましたが、
勉学の神様はこちらを向いてくれませんでした。

しかし、キッパリとやめる決心が出来たのは
違う神様の御蔭でした。
世間では「株の神様」として知られていた
直木賞作家の邱永漢氏のことです。
邱先生が(私にとっては先生なので先生と書かせていただきますが)
当時「[[ハイQ http://www.9393.co.jp/]]」というコラムを主宰されていたので、
そこへメールで原稿を送ったところ、なんとOKが出たのです。

同じようにコラムを書かれている方は
世間で一定の地位を築かれている方ばかりなのに、
当時、まったくの面識のない
若者にチャンスを与えるなんて、「この人はスゴイ人」だと思いました。

こちらからお願いして
コラムを書かせていただいているから原稿料などはありません。
けれども、「この先いったいどうしようかなあ」と考えていた私には
なんだか一筋の光が見えてきたような気になったのです。

家庭教師の経験を生かして塾を始めようと思ったきっかけも、
この出来事があったからだったと思います。

その私が、今は夕方からは
先生と呼ばれているから不思議なものです。
「捨てる神あれば拾う神がある」といったところでしょうか?