池田勇人首相がフランスのドゴール大統領に
「セールスマンがやって来た」と
強烈な皮肉を浴びせられた高度経済成長期は
日本製は「安かろう、悪かろう」と言われていましたが、
今では日本製といえば
「高性能、高品質」のイメージに一変しています。

ところが、こと補聴器に限ると、
大手メーカーは全て欧米で、
シーメンス(ドイツ)
ジーエヌリサウンド(デンマーク)
オーティコン(デンマーク)
ワイデックス(デンマーク)
スターキー(アメリカ)
フォナック(スイス)に占められています。

日本製がないわけではありませんが、
リオン、パナソニック、NJHは
補聴器販売は国内が中心で海外では扱われていません。
ちなみにソニーは補聴器業界から1999年に、
HOYAや外国メーカーでいえば
フィリップスも事業を売却するなど、同時期に撤退しています。
もともと市場がそれほど大きくないので、
メーカーも補聴器に本腰を入れるには
もうしばらく時間がかかるということが推測されます。