年をとるにしたがって聞こえにくくなることを
加齢性難聴(老人性難聴)といいます。

この場合、大抵は
知らず知らずのうちに
聞こえにくくなっていることが多く、
家族や友人から指摘されて
初めて気づくことが多いです。

けれども、
今まで補聴器なしでやってきたのだから
それで不自由しないんじゃないか、
ましてや補聴器に対して
カッコ悪いイメージがあるので
使いたくないといった方もおられます。

しかし、たとえそれが家族であっても
無遠慮に「聞こえてない」とは
なかなか言いにくいものです。
ですので、聞こえていない状態が続いて
このままでは、会話するのも難しいと判断されてから
補聴器必要なんじゃないの?と言われることも多いです。

高い音から順に聞こえにくくなっていって、
次第に低い音も聞こえにくくなっていきます。

30代くらいから高い音は聞こえにくくなっているものの、
日常生活には支障ないので気づきません。
40代、50代になって
聞き取りにくいかな?とたまに思うことがあっても
周りが騒がしいからとか、ささやき声だからといった場合なので
これも、さほど生活に不自由ありません。

ご自分でひょっとして、
私って聞こえていない?と思うのは
60代からになります。
何度も聞き返すことがあったり、
相槌を打ったり、生返事になる場面があったり、
性格が大人しくなったという場合は
加齢性難聴の影響が考えられます。

そして補聴器をするかしないかの葛藤があって、
お店に来られるのは
60代後半から70代といった方が一番多いです。

難聴は加齢によるもので、
仕方がないと思われがちですが、
70歳以上のうち4パーセントほどの人が
難聴ではないことがわかっています。
そして、生活習慣で予防、
改善出来るケースがあることもわかってきました。