補聴器には空気電池が使われていますが、
電池工業会から、その空気電池について
冬場での使用上の注意がなされています。

それというのも、
空気電池は使用環境によって
本来の電池の寿命よりも短くなることがあるからです。

たとえば、空気の乾燥に弱いので、
石油ストーブやガスストーブといった暖房機で
換気が不十分な場合に起こります。

日本補聴器販売店協会の機関紙によると、
冬の乾燥時期に換気の悪い状態で
暖房機を2、3時間使用したときや
夜、12時間乾燥ケースに保管し
昼間12時間通常の環境で放電した時には
どちらも、本来の電池寿命の半分近くまで
短くなってしまいます。

二酸化炭素が原因で、
電気を起こす仕事人である
「電解液」が劣化してしまうのです。

また、気温が低いと
電池の性能も十分に発揮できません。
そのため、電池が冷えている時は
体温で少しあたためてから
お使いになってください。

さらに、補聴器を乾燥ケースに入れることは
湿気を取り除き、
長期間使う上で良いことですが、
誤って電池までもを
乾燥ケースに入れてしまわないようご注意ください。
もし、乾燥ケースに入れると
空気電池の電解液が蒸発して、
いざ使おうとなったら、
「アレ音が聞こえないなあ」
といったことになります。

そのため、
いつも予備の電池を肌身離さないでおかれると、
何があっても
「安心してください。持っていますよ」
となります。