難聴は加齢によるものばかりだと思われがちですが、
実はそうではありません。
最近、糖尿病が難聴になる大きな要因だとわかってきました。

2007年にアメリカ糖尿病学会による研究論文で、
2倍難聴になりやすいと発表されました。
また同時期に日本の国立長寿医療センターからも
難聴は年齢よりも、騒音と動脈硬化によるものであると報告されているのです。

このことからわかるように、
糖尿病は目や手足、腎臓と
心筋梗塞や脳卒中など
全身に及ぼす合併症が指摘されていましたが、
今では、これに難聴も含められると考えられるようになっています。

私もいわゆるメタボですが、
メタボリックシンドーロームの人と
難聴の人の人数はほぼ同数だというデーターもあります。
そうすると、難聴は年を重ねたから仕方がない症状ではなく、
難聴にならないように予防できる部分もあるということです。

確かに、今までお目にかかったお客様を思い返してみると、
比較的年齢よりも早くして難聴が進んでいる方には
どちらかいうと大柄な方が多かったです。
また、細身の方は聞こえになっておられるにしても
他の方より補聴器を使い始めるのが遅かった記憶があります。

糖尿病や少し太り気味だと思ったら、
耳鼻咽喉科の聴力測定で
チェックしてもらうのも一つの方法ですが、
難聴を予防するには太らないのが一番です。
(自分に言い聞かせています)
そこで、ウォーキングをしたり、食生活を見直す必要があります。
ランニングも最近のある論文によると
脳を振動させるのであまり良くないという考えの学者もいるようで、
そうすると、予防には歩く方が手っ取り早いでしょうか。

それにしても、メタボリックシンドロームという名前はどこか
神秘的なモノをイメージさせます。
この名前がスマート過ぎるので、
もう少しオドロオドロシイ名前のほうが、
みんな痩せようとするかもしれませんね。