音の大きさは0デシベルを基準として、
数字が大きくなればなるほど
聞こえにくくなっています。

日本聴覚医学会によると
軽度難聴は、25デシベル以上から40デシベル未満
中等度難聴は40デシベル以上 70デシベル未満
高度難聴は70デシベル以上 90デシベル未満
重度難聴は90デシベル以上とされています。

ただし、デシベルの単位は
よくあるメートルやグラムといった長さや重さの単位と違います。
たとえば、6デシベル数字が変われば
音の大きさは2倍、
10デシベルだと、3倍、
20デシベルだと10倍も違います。

つまり、「デシベル」は
そのままだと桁数が大きくなるため、
わかりやすくなるように使われている単位で、
倍率や比率を表されています。
数字の大きさが
それほど変わらないようでも
難聴のレベルによって
実際の聞こえ方に
違いがあることに気づかれることと思います。

日常生活のどのような音が
どのくらいの大きさであるのか
次に列挙しておりますので、ご参考になさってください。

健聴の範囲である
20デシベルは葉の触れ合う音の大きさですので
季節感を感じることが出来ます。

軽度難聴の場合、
30デシベル程度のささやき声が
聞こえにくくなっている状態ですが、
生活に支障があるというわけでもなく、
さほど困っているとは感じておられません。

中等度難聴では
40デシベルほどから60デシベルまでの
図書館といった比較的静かな場所であったり、
一般的な会話やチャイムが聞こえにくくなっておられます。

高度難聴になると
70デシベルから90デシベルまでの
掃除機や地下鉄の車内、
工場の音がどうにか聞こえるという状態だと言われています。

重度難聴は
電車が通り過ぎる音であったり、
自動車のクラクションの音が聞こえるといった状態で
補聴器ではなかなか聞こえの問題を解決することは難しいです。